きんぱね関西株式会社|きんぱね関東株式会社

昭和51年の創業以来、特に貯水槽の再生・補修工事、メンテナンス業務において多くの実績を積み重ねているきんぱねのブログ

‘貯水槽清掃作業従事者講習会’ カテゴリーのアーカイブ

貯水槽清掃作業従事者研修会 続補足編

2009 年 4 月 9 日 木曜日

ちょうど良い写真写真が手に入ったので、前回に引き続き貯水タンクの外タラップの危険性について、お話したいと思います。

この貯水タンクは屋上に設置された円筒形のFRP一体物タンクです。
取付ボルトって矢印で示している部分が外タラップ上部の取付ボルトです。

横から見るとこんな感じです。
ボルトの頭は目視出来ますし、塗装されていて、なんら問題ない様に見えます。
ボルトはFRPのタンクに直接穴を開けてナットで締結してある訳です。

これが貯水タンクの内部です。
天井部の気相部(水面より上の空気層)に位置しているので錆が進行して危険な状態です。

錆が発生する要因を今一度説明いたします。

錆が発生する要因としては、貯水タンクに水道水が入る時に遊離塩素が分離して、ガス化して気相部に滞留濃縮されます。
貯水タンクの気相部は絶えず結露して、濡れた状態になっています。それでボルトのナット側に付着した水滴に塩素ガスが溶解して次亜塩素になります。
これがさらに分解して塩素と活性な酸素になって飛躍的に錆びる事になります。

ボルトの外側は目視出来ますし、雨水がかかる程度では、そんなに錆びません。
しかしボルトの内側(ナット側)は上記の要因で想像以上に錆ています。

このボルトが抜けるだけで重大な事故が発生します。
貯水タンクの清掃時、点検時に必ず忘れずにチェックして下さいね。

貯水槽清掃作業従事者研修会 補足編

2009 年 3 月 17 日 火曜日

3月12日に(社)関西環境開発センター主催の「貯水槽清掃作業従事者研修会」に講師として参加してまいりました。

テーマはいつもと同様の「FRPタンクの劣化と補修方法について」50分程度お話しさせてもらいました。

しっかりとメモを取って頂いてる方も多数居られ、気持ちよくお話させて頂きました。

それで今回、貯水タンクの外タラップの腐食についてご説明させてもらった時に適切な写真がなかったので、この場で補足説明を致したいと思います。

FRPの一体型タンクに特に外タラップの腐食が顕著に見られます。
これは写真を見ていただければ分かりやすいのですが、FRP一体型タンクの外タラップはタンクの本体に直接取り付けあるのがほとんどです。

FRPタンク本体に穴を開けて直接ボルトで縫い付けてあるんです。

前にそんな錆でどうするののテーマで書いた様に、貯水タンク内部の気相部は塩素ガス充満していて、ほとんど全ての金属ボルトが錆びてしまいます。

外タラップの取付ボルトが塩素ガスで錆びてしまい、非常に危険な状態になります。

この貯水タンクは外タラップの取り付け部分が完全に外れてしまい、外タラップが立てかけてあります。
よく事故にならなかったものです。

FRPパネルタンクは外タラップの取付ボルトが全て外に位置するので、腐食がましです。
FRP一体物の場合ボルト頭が水槽内部に位置するために、塩素ガスで著しく錆びて危険な状態になってしまいます。

これは円形タンクの外タラップの取り付け部分です。

ボルトのナット側ですら、この様に錆ています。
水槽内側のボルト頭は朽ちてしまっているかもしれません。

タラップの下の付け根も小さなプレートが腐食して非常に危険です。
タラップに乗ってる最中に外れたら、ひとたまりもありません。

タラップに乗る前にはくれぐれも気をつけて上る必要があります。

確かに我々の使命は、
「我々の存在価値は貯水槽をただ単に洗うだけではありません。
  貯水槽清掃時にその貯水能力を見極めて改善しお客様の命を護る事を目的としなければ存在価値はありません。」
と言う事なんですが、決して命を懸けてはいけません。

しっかりと安全点検をして、場合によっては貯水槽清掃作業の中止も選択すべきです。

貯水槽清掃作業従事者の皆様、くれぐれもご安全に作業をして下さい。

貯水槽清掃作業従事者研修会

2009 年 3 月 2 日 月曜日

大阪府飲料水槽清掃管理協同組合が主催の「貯水槽清掃作業従事者研修会」に講師として参加してきました。
実際に教壇に立つのは、社長と共にきんぱね㈱を立ち上げた元専務取締役の辻顧問です。
その貯水タンクに関わる経験からくる専門知識はまさに国宝級です。

僕は補佐としてパソコンの操作等をしてきた訳です。

この会場に集まられている方々は、実際に貯水槽を清掃されている「建築物飲料水貯水槽清掃業者」の方々です。
年に1回以上はこのような講習会に参加して、貯水槽に関わる法令や構造について勉強することが義務付けられています。

決まりきったテキストによる講習会だとマンネリになるので、当社の様な貯水タンク補修業者が呼ばれて講習することが、多々あります。

自負するわけではありませんが、当社では貯水タンクを補強し続けて30年以上の積み重ねたノウ・ハウがあります。
普段なかなか目にする事の出来ない、さらには発生頻度が高い事故例についてパワーポイントを用いて詳細に説明して行きます。

さらにはその事故が起こる原因と処置方法についても説明させてもらいました。

最近大手の住宅関係・建設関係の民事再生法申請のニュースが連続して流れています。
経営陣は「本当に世の中、お客様にとって必要な会社だったのか?」と今更ながら
自問自答している姿を目にします。

貯水槽清掃業者の方々はお客様に本当に近いところで仕事をしています。
だから貯水槽を清掃する時にしっかりと点検し、不良個所があれば必ず報告し改善してもらう必要があります。

貯水槽はあらゆる外敵から貯水を護る大切な命の水瓶です。
災害時にも貯水槽があれば絶対に助かります。

「我々の存在価値は貯水槽をただ単に洗うだけではありません。
  貯水槽清掃時にその貯水能力を見極めて改善しお客様の命を護る事を目的としなければ存在価値はありません。」
と言う事を声を大にして訴えて参りました。

僕も改めて貯水タンクの重要性を再認識いたしました。

何かあってからでは遅すぎます。今の世の中自分の命は自分で護る必要があります。
でもそれは様々な情報がお客様に伝わっていなければ不可能です。
その情報を確実にお客様にお伝えして改善してもらう事。それが我々の存在価値です。


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