きんぱね関西株式会社|きんぱね関東株式会社

昭和51年の創業以来、特に貯水槽の再生・補修工事、メンテナンス業務において多くの実績を積み重ねているきんぱねのブログ

2008 年 4 月 のアーカイブ

http://www.タンクの修理.com

2008 年 4 月 30 日 水曜日


こちら、きんぱね株式会社の営業車です。
お客様を訪問したり、貯水タンクの補強の下見に行ったりする車です。

後ろのウインドーに「PTS リユース工法」「Plenty Touch Solutions」「www.タンクの修理.com」ってシールが貼ってます。
宣伝用に貼り付けています。

シールの文字を説明すると

まず、PTSリユース工法とは、長年の使用によって耐久性が低下したFRP製貯水タンクを独自の革新的な技術と資材で再生し再利用して、お客様にはローコストで安心・安全なお水を提供し、社会的には、FRP製品の産業廃棄物化を防ぎ、環境を守ろうとする役目を果たす工法です。

次にPlenty Touch Solutionsは、直訳すると「色んな解決策に触れる」ですが、「お客様の生活向上のための革新的技術の提供」としています。

www.タンクの修理.comは、リユース工法会のホームページアドレスになります。
今では、だいぶメジャーになってきた日本語URLになります。一度覘いて見て下さいね

あんまり分かりにくいシールですが、少しでも興味を持っていただくと幸いです

北海道の勇!興和工業㈱!只今リユース工法の研修中です

2008 年 4 月 22 日 火曜日

只今、北海道の興和工業株式会社から2名の精鋭が研修に来られています。
幌別に根付いたFRP製品の製造会社さんです。つまりタンクメーカーさんです。

FRP加工で大型タンク、煙突、ダクト配管、水道事業、プレス成形等を行なわれております。よく工場で見かける巨大な円筒形タンク等を製造されています。リユース工法会初のタンクメーカーさんの参加です!

もともと、リユース事業として 鉄鋼製タンクの内部にFRP樹脂ライニングして、再使用する事を推進されています。鋼板製のタンクも経年で錆びてきて、最後は取替えになるんです。
その鋼板製タンクに、内部からFRPを貼り付けて強化して、取り替えずに再使用(リユース)し、お客様のコストを削減し、さらには社会的には産業廃棄物の削減に繋げると言う、貯水槽リユース工法会とコンセプトがまったく一緒なんですよね。

だから今回の興和工業株式会社のリユース工法会への参加は、必然と申しましょうか?相思相愛の夢のコラボレーションなんて思っているのは、決して大袈裟ではありません。


林立する耐食FRP大型円筒形タンク(興和工業株式会社HPより)


当社のK講師(マスクしてる)から、FRPパネルタンク内部接合部FRP樹脂ライニング工事の工法説明を受けられているところです。


早速、実施訓練です。ガラスマットをまずセットします。


セットされたガラスマットにポリエステル樹脂を含浸(染み込ませること)させます。非常に手つきが良いです。さすがはタンク製造メーカーの方です。


次にFRPパネル接合部にポリエステル樹脂を含んだガラスマットをセットして、順次、金ローラーで接着してゆきます。


ガラスマットの間や接着面に気泡が出来ないように、空気を抜いていきながら接着するのですが、早い早い!さすがです。シャッタースピードが追いつきません。


シャッタースピードを上げてやっと撮影出来ました。向かって右端から接着して行ってるんですが、接着済みの所は、見事に気泡がありません。さすがです!
リユース工法の習得は、確実に進んでおります。

北海道の皆さんご安心下さい。

これで北海道は、東は釧路市に㈱環境テクノス!西は登別市の興和工業㈱!がっちりタッグを組んで、北海道の皆さんの貯水タンクを守っていきます。よろしくです

そんな錆でどうするの?PTS防錆キャップがあるじゃない!?

2008 年 4 月 18 日 金曜日

FRPパネルタンクは、FRPパネル板を組立ボルトとナット及びパッキンを用いて貯水可能にした構造体です。
組立ボルトとナットは側面部・底部は、通常タンクの外部にあり、天井部は、その構造上どうしても内部に位置しています。
組立ボルト・ナットは、腐蝕しにくいように、ステンレスやスチール鋼を電気メッキしたもの、亜鉛のドブ漬けされたものが使われています。

タンクには、水の使用量に応じて水道水が給水されます。水道水には、消毒の為に塩素が含まれています。塩素がないと細菌が発生します。夏場に新聞紙上を賑わすO-157(病原性大腸菌)等も残留塩素濃度が0.1ppm以上あれば、1分以内に死滅してしまいます。

水道水が給水された際に、この塩素がガス化して気相部(水面より上の部分)に溜まります。この塩素ガスが、ボルト・ナットの結露で付いた水滴の中に溶け込み、錆びると言う腐食を進行させます。

塩素ガスと水が反応して次亜塩素となり、これがさらに塩素と活性酸素に分離することでボルト・ナットが飛躍的に錆びることになります。
鉄材が錆びると言うのはつまり酸化現象のことなので、酸素の供給量が非常に多くなり、ステンレスのボルトであっても錆びてしまうのです。

平成5年以降に製造されているFRPパネルタンクは、内部気相部ボルトに、防錆ボルト(樹脂皮膜ボルト)を使用する様に義務付けられています(建設省機械設備共通仕様書)
しかし、既に錆びたボルト・ナットを防錆ボルトに取り替えるのは、非常に危険で困難な作業になります。レンチ等の工具が使えない状態まで腐食していると、切断用ベビーサンダーを用いて、ボルト・ナットを一本づつ切って行かないといけないし、パネル本体を傷付ける可能性もあります。さらに施工時間が長時間におよぶのと施工価格も高くつきます。

でも、このまま放置すれば錆片・錆汁が貯水内に落下し、衛生的に良くないし、天井部の強度が場合によっては低下して、タンク全体の強度低下にもつながります。

何らかの対策が必要になります。

そこで登場するのは、PTS防錆キャップです。ボルトの頭側の短いB型とナット側の少し長いN型があります。
PTS防錆キャップの特徴は次の通りです。

   ①簡単な施工で、錆びたボルトを完全に、防錆することが出来ます。
   ②ボルト・ナットを真空密閉状態にするので、錆片・錆汁の貯水内への落下もなくなります。
   ③貯水タンクの清掃時に簡単に取付可能です。
   ④特許商品(特許第2114472号)です。
   ⑤全国建築物飲料水管理協会の推奨品(O-001号)です。

小さなものですから、取付方法が分かるように見ていただきましょう。ナット側には、N型を使います。

PTS防錆キャップに充填剤を必要量注入します。大体8分目位が適量のようです。ボルトの質量によって微妙に変わります。

PTS防錆キャップの頭には小さな穴が開いてます。

最初はその穴を指で押さえて、軽く捻りながら被せて行きます。
これも8分目位被さったところで、穴から指を離します。
さらにゆっくりと捻りながら最後まで被せると、上の写真の様にブチュブチュと充填剤が穴からはみ出してきます。
充填剤がキャップ内の空気と共にはみ出してくるのを確認できれば、真空密閉状態になった証拠です。

はみ出した充填剤を拭き取れば完了です。実に簡単です。

PTS防錆キャップは、ボルト・ナットを真空密閉状態にして、完全に錆の進行を止めるので、錆片・錆汁の貯水への落下も見事になくなります。

「そんな錆で大丈夫?」はい!大丈夫です!、PTS防錆キャップがありますから

パネルタンクの生み親は父でした

2008 年 4 月 16 日 水曜日

この間、実家に親の顔を見に行ったときに、会社の様子を父に聞かれました。
ブログって言うのを書いて、少しでもFRP水槽の補強・補修がどれだけ大事かを伝えて行こうとしてるって話しをしました。
それならこんなのあるぞって見せてくれたのが、この実用新案登録証です。

考案名称は「構成材の構造」で、登録日が昭和42年8月28日になっています。
もうお気づきでしょうか?積水工事㈱からFRPパネルタンクが発売されたのが昭和39年、特許取得が昭和42年と発売及び申請からから約3年間の月日がかかっています。今でこそ特許の電子出願なんてものがあってタイムラグが少ないようですが、当時としては普通か早いほうだったようです。

特許庁の実用新案公報の中から原文を抜粋します。
「本考案は水平方向あるいは垂直方向に接合することによりタンクなどの容器、あるいは壁板等になし得る単位構成材の構造に関するものである。タンクなどの容器は、大きくなればなるほど、これを一体に作り上げることは困難となり、また仮に作成できたとしても運搬、据付、その他の点を考慮すれば、一体に作り上げることは必ずしも得策ではなく、むしろ単位構成材を組み立てることによって作成することが、設置現場で組み立てることができるので、有利な場合が多い。」
つまりパネル状の構成材で組み立てるのが望ましいのだが、余分な接合材が必要であり、さらに接合材の構造が複雑になり組立が煩雑になる欠点があったわけです。

原文のままだとチンプンカンプンなので、簡単に説明すると、1m×1mのFRPパネルを使い、その形状だけで、45度の角度の組み合わせで垂直面もコーナー部分も複雑な接合材なしで、ボルト・ナットのみで締結してしまう画期的な構造体だったのです。

昭和46年11月16日に社団法人発明協会会長代行 井深 大氏(ソニーの創業者の一人。本田技研工業の本田宗一郎氏と並び称される、戦後日本を代表する起業家)から、発明奨励賞を受賞しています。実家の応接間にはこの賞状と盾が飾ってあります。

父は今年で84歳になりますが、おかげ様で元気に暮らしております。
ずいぶん昔に「お前は、FRPパネルタンクを見かけたら親父のことを思い出せるなあ。」なんて言ってましたが、思い出すどころか、無くならない様に補強・補修する仕事に就いてます。

「親父が作ったタンクをその息子が直す。実に素晴らしい!」 と社長はご満悦です(^^;)

水質浄化プロジェクトでフグ育ててます

2008 年 4 月 12 日 土曜日

きんぱね株式会社の本社は、地下鉄の天神橋筋6丁目や中崎町に程近い大阪市北区本庄東にあります。このあたりは下町の情緒が多く残っているところで、特に中崎町周辺は昔ながらの町屋を改装して、おしゃれな雑貨屋やカフェが次々出来て、ちょっとした観光スポットになっています。

そんな、きんぱね株式会社のビルの屋上には、こんなものがあります。秘密基地の様ですが、一体中はどの様になっているかと言うと・・・。

ドアを開けると怪しげな装置が並んでいます。

アップでみても、ますます怪しいです。でもこれが水質浄化システムです。FRPの加工技術を使って作った手作り装置です。この中を水が循環して浄化されるのです。

中にはなんか、モジャモジャした掃除機のホースみたいなものが入っています。これが水の浄化を行なう機能の一部分です。

もう少しアップで見てみましょう。このモジャモジャしたものに微生物が付着して水を浄化するんです。モジャモジャが多い分驚くべき表面積があり、様々な微生物が生息できるんです。ミクロの世界の食物連鎖があらゆる不純物を取り除くと言う仕掛けです。

円形の大きな水槽があります。この中に水質を悪くする輩が住んでいるんです。ちょいと覘いてみましょう。

ちっちゃ~かわい~ってなんじゃこりゃ

フグです。フグのちっちゃいのんです。まだ体長8~9cm体重18~19gです。トラフグなんです。ちっちゃいけどちゃんと模様があります。分かります

年中、水温・水質が一定なので18ヶ月くらいで体長30cm体重1,000g以上になります。
人口海水を使った完全閉鎖式養殖なんで、安心・安全です。

フグの担当者から「閉鎖循環式陸上養殖システムのメリット」って資料もらって、ブログに入れてねって言われましたけど、難しいからやめときます。

とにかく安心・安全です。
ちっちゃくてかわいいですから興味ある人は見に来てくださいです。


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