貯水槽事業RC製パネル水槽リフレッシュ工事

貯水槽事業のイメージ画像

RC製水槽の劣化について

昭和52年以前に設置された水槽は、建物の地下・地中梁等を利用して作られたコンクリート製のものがほとんどです。

  • 地下式RC製水槽
    地下式
  • 半地下式RC製水槽
    半地下式
  • 地上式RC製水槽
    地上式

コンクリート製貯水槽の劣化要因

コンクリート製貯水槽は、セメント等に含まれるアルカリ分(主にナトリウムとカリウム)とある種の骨材構成物質が長期にわたり化学反応(アルカリ骨材反応)を起こし、コンクリートやモルタルに有害な膨張を生じ、クラックが発生します。さらに、コンクリートが絶えず水の中にある場合、クラックより長期間水酸化カルシウムが溶け出し浸食されます。


水槽に現れるコンクリートの劣化現象

  • 水槽にクラック(ひび割れ)・漏水等が発生し、地下埋設式の場合は地下水の浸入する恐れがあります。
  • コンクリートの劣化により鉄筋が露出し、錆が水中に溶け出します。
  • 水道水の塩素がコンクリートのアルカリ分を分解して中性化。
    表面の防水モルタルが剥離しザラザラになり砂が沈積します。
  • 槽内のコンクリート表面が荒れて貯水槽清掃をしても十分な効果が得られなくなります。
  • 荒れたコンクリート表面に特殊なバクテリアが付着。
    繁殖してゼリー状等のバクテリアコロニーを形成する恐れがあります。
  • コンクリートの劣化の進行に比例して水道水の塩素分の減少が早くなります。
    飲料水の衛生的な管理を阻害され、汚染の危機にさらされます。

RC製水槽FRPライニング工法

FRP樹脂ライニング工事のメリット

RC製水槽FRPライニング工法イメージ画像
  • 耐久性が良い
    FRPライニング工法であるので、他のいかなる改修工法に比較して最も耐久性が良い。
  • 剥離・クラック等が発生しません
    FRPとコンクリートとの完全密着工法。
    コンクリートとFRP板との間に結露が発生する余地がありません。
    特殊プライマー使用によって、剥離・クラック等が発生しません。
  • 従来通りの水量の確保が出来ます
    タンクの形状に応じて、密着・結合・施工します。
    貯水量の減少が生じず、従来通りの水量の確保が出来ます。
  • 衛生的な飲料水を確保します
    抗菌トップコート樹脂による完全平滑仕上げ。
    カビやバクテリアの発生を完全に押え、汚れが付着しにくくします。
    以後の清掃が容易になり清掃効果も高くなり、衛生的な飲料水を確保します。

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